看護師と言えば「白衣の天使」と呼ばれるように、患者さんにとっては自分が病気で苦しんで入院しているときに、明るく元気な笑顔で世話をしてくれる頼りになる人と思うでしょう。
患者さんにとって憧れの看護師さんは、一体どんな人と結婚して幸せな生活を送っているのでしょうか?
やっぱり医師と二人三脚で仕事をしているので、医師と結婚するケースが多いのでしょうか?それとも一生独身で仕事一筋の人が多いのでしょうか。
看護師の結婚事情を、現役看護師の妻に聞いてみました。ちなみに、妻と結婚した私は普通のサラリーマンです。
?
看護師と医師との結婚率は高いの?
「私は一生懸命勉強して看護師になって、イケメン医師と結婚して一生セレブな生活を!」と思っている人は少なくないと思います。
しかし、現実はどんな実情なんでしょうか。
私の妻は看護師になって15年あまり、大きな病院で病室担当になったり医師の先生と一緒に往診に行ったり、内科担当になったりと色々な経験をしてきています。
看護師と医師と結婚する確率は正直言って、ほんの一握りの数パーセント程度だと言っています。なぜ、そんなに確率が少ないのか?それは、一人の医師に対して看護師の数が5人~10人付いたりして、圧倒的に医師の数より看護師の数の方が多いのです。
しかも、大きな病院に研修医とかではなく、一人前の医師として勤務している医師の年齢は30歳後半からで、そのほとんどの医師は結婚をしているからだそうです。
もちろん、独身の医師で看護師側から猛アタックをして、見事意中の医師をゲットした看護師は実際にいるのは確かです。
妻もそういった人を何人か見てきています。なので、確率はゼロではありません。
医師は非常に人脈が広く、仕事の仲間は当然医師同士だし、上司も医師。
どういった環境で、独身の医師がいると上司の医師のお嬢さんとか、医師会つながりで良いところのお嬢さんとかの紹介などで結婚していくケースが大半だと言います。
私の妻が勤めている病院先生の娘さんの旦那さんは医師です。看護師と医師との結婚の確率はゼロではありませんが、非常に少ない確率ですし、独身医師は医師つながりで色々なお嬢さんとの縁談が非常に多いですね。
どのようにしたら医師と結婚できる確率が上がるの?
病院で働く医師とどうしても結婚したい場合、具体的にどのような行動を取ったらいいのでしょうか。
一人の医師に対して看護師の数は多く、もちろん独身で若い看護師の人の数も多いです。意中の医師をゲットする確率は非常に低いのです。
これは、ある程度年齢のいった経験のある独身の医師が病院で働いてるケースですが、医学部の大学を卒業して研修医として病院で働きだした時は、医師として右も左も分からない研修医なのでハートを射止めるチャンスでしょう。
しかし、同じような事を考えている看護師も多いので、非常に競争率が高いとも言えます。よほど上手に研修医の先生に色々な事を教えながら、それとなくアタックして自然と付き合えるようにもっていく器用さが必要になってくるでしょう。
上手にそして器用に、研修医の心を自分に向かせることが出来る看護師が結婚していきますね。あとは、大学の医学部時代いわゆる「金のたまご」の時に、合コンや友達のなどの紹介で知り合いになることですね。
大学の医学部時代に知り合った女性の人とは、大体が医学部の大学を卒業して研修医になったときには結婚をしているか、将来を約束をしている医師が多いです。
医師と結婚できる出会いは、職場の医師、研修医、医学部の学生時代と大きく分けて3つになりますが、病院で勤めている医師と結婚している看護師の人は実際にいます。
ですので、運やタイミングはありますが、しっかりと働いている姿を見せることで医師の先生が振り向いてくれることがあるので、とにかく自分の仕事をしっかりとこなしていきましょう。
看護師はどのような人と結婚するケースが多いのか?
看護師の職場では、色々な医療関係の人が働いています。
医師、レントゲン技師、薬剤師、看護助手、作業療法士、医療事務など、たくさんの人が働いていて病院と言う組織を作っています。
もちろん、年齢も若い人から年配の方まで様々な年齢層の人が病院で働いています。
大きな病院になってくると、働いている人数も多いので各部署ごとで飲みに行ったり遊びに行ったりとすることも多くなってきます。そして、そういった事から恋愛に発展していくケースが多いのです。
また、看護師はテキパキと仕事をこなし言うときはズバリと自分の意見をする人が多いことから肉食系女子が多く、自分からどんどんと「合コン」を開く人が多いですね。
「合コン」から出会いを求める人も少なくありません。硬い職業の公務員の人との結婚も多いと聞きますね。
妻に聞いてみると、やはり職場関係(レントゲン技師、薬剤師、看護助手、作業療法士)の人との出会いが多く結婚しているケースが多いようです。
看護師は晩婚、生涯独身が多い?
病院で働いている正社員の看護師の年収は、一般の女子事務員より多いのが実情です。看護師は資格もいるし、夜勤もあるし、患者の命に関わる特殊な職業となるので、それなりの手当も付くし報酬も約束されています。
ですので、病院で働いていると生命保険とか不動産関係など、お金に関わる業者の出入りが多いと聞きます。30代半ばや40代になってくると、女性の看護師は収入もあるし将来のことを考えて若いうちに家を購入する事が多いそうです。
そうなってくると、晩婚や生涯独身になっていくケースが多くなりますね。
社会的な地位や報酬がそれなりに見込めるので、一人で生きていける自身につながっていくのでしょう。妻の知り合いの人でも、マンションを購入して40代になっても一人で生活している人がいるそうです。
また、夜勤とか残業などで、なかなかプライベートな時間が持てないといったことが、晩婚化や生涯独身のきっかけになっていますね。
最後に
看護師になりたての若いときは、医師との結婚や病気や怪我をして入院してきた人の元気になっていく姿を見届けたいと思って、希望をもって仕事をしていくと思います。
しかし、歳を重ねるごとに病院の勤務体制や人間関係、仕事内容など色々な事が出てきて、理想と現実のギャップに悩む時が来るかも知れません。
そんなとき、今一度冷静になって頼れる人に相談したり悩み事を聞いてもらって、じっくりと将来の結婚感を考えていけばいいと思います。
私の妻は、タイミングよく私と知り合って結婚することが出来ましたが、「縁」は運やタイミングだと思うので、焦らずじっくりと自分の結婚期を見定めていけばいいと思います。
?