こんにちは!嫁が看護師をしている旦那ブログの大西です。
看護師は時には患者からの話を聞いて、ちょっとした話し相手にならないときがあります。そんな時、患者さんが一生懸命に話しかけているのに、看護師の方が「はいはい」など何の感情もこもっていなくて適当にあしらっていたら、患者さんの方がとても嫌な気分になるでしょう。
もし、自分が逆の立場であったら・・・そう考えると、もっと患者さんの話しかける言葉に耳を傾けるのではないでしょうか。
まぁ、看護師は時間に追われ患者さんとゆっくりと話す暇はほとんどないのが実情で、分からない訳でもありません。
しかし、患者さんにとっては一日中病院の中にて、気分もまったりとなっているでしょう。そんな状況になった時に、相手の患者さんに刺激を与えず上手な看護師の話し方をお教えします。
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1.笑顔で話を聞く
相手の顔を見ながら話をすると、自分の顔の表情、相手の顔の表情を感じながら言葉のキャッチボールをします。
その時に、仏頂面・無表情で話を聞いたり話したりすると、話し相手の気分を損ねてしまいますよね。
話すテンションも下がってきますし「この人と話をしても何のメリットも無い」と判断されてしまい、途中で話が途切れてしまいます。
やはり、お互いの顔を見て話をするときは、笑顔で話をしたり話を聞いたりしたら「この人は私の話を聞いてくれる」と、自然とテンションが上がってきます。
そうすると、話も弾みその場が楽しい場になっていきます。やっぱり話をするときのその場の空気って、とても大切にしていくようにしましょう。
2.しっかりと発音をする
小声でコソコソと話をするような感じとか、ボソボソと面倒くさそうに話をして、聞き取りにくい感じになってしまうと、相手が嫌な思いになって話も弾んできません。
しっかりと相手がきちんと聞こえるような声の大きさではっきりと話すようにしましょう。また、滑舌も大切です。
トイレやロッカールームなどで、誰もいないときに鏡を見ながら「あ、い、う、え、お、か、き、く、け、こ・・・」など発音の練習をしてみてはいかがでしょうか。
そうすると、自然と滑舌も良くなってはっきりした発音で相手に伝わるのではないでしょうか。
3.早口にならないようにする
病棟での患者さんはお年寄りが多く入院しています。
歳を取ってくると、低い声が聞き取りにくくなったり高い声が聞き取りにくくなったり、耳が遠くなりゆっくりと話してやらないと理解できないことがあります。
看護師の仕事の忙しさで、患者さんに話す言葉がついつい早口になってしまいがちです。
私の妻も忙しい中で仕事をしているので、パパパと早口で言ってしまうことがあるそうです。忙しい中にも、話すスピードに気を付けて相手に間違いなく伝わる言葉のスピードで話すようにしましょう。
逆に、話す言葉がゆっくり過ぎるのも話が間延びしてしまって良くありません。
4.相手の話を良く聞く
人は話を聞いてほしい時があります。
自分はこう思うけど、どうかなぁって共感を求めてストレスを発散しようとします。
なのに、相手が話している最中に「いや、それね~」「でもね~」など、真向から批判的な事を言ってしまうと、相手はとても嫌な感じなってしまい自信を失って話すのをやめてしまいます。
とにかく、相手が最後まで話が終わるまでしっかりと聞いてあげて下さい。
その後で、共感したり「そこは、こう思うんだけど」など、やんわりと自分の意見を言いましょう。
話の途中で自分の意見を言いたいことはあるは思いますけど、そこはじっと我慢をして先に相手の話すことを聞いてあげるようにしましょう。
5.話題を豊富にしておく
入院患者には色々な人が入院してきます。スポーツ好きな人とか芸能好きな人とか音楽好きな人とか、様々な話題を持って入院してくるので、患者さんが話をするときも興味のあるものを話してきます。
そうしたときに、全く話題の知識が無かったら話も長続きしないし、共感も出来ません。忙しい中にも、ネットニュースを見たり朝の情報番組をみたり、最低でも大きなニュースになっていることを頭に入れておくようにしましょう。
6.注意するときは厳しく言う
例えば、入院患者で夕食まで何も食べてはいけないのに、隠れて物を食べていたのを見つけた時は、はっきりとした口調で注意をしましょう。
明らかにしてはいけないことをしているのを、見て見ぬりするのはやめましょう。
もし、どうしてもその人に言えない状況の時は、速やかに上司の看護師長や医師の先生に言って指示をしてもらいます。
病院内にルールがあり、患者自身も医師からしてはいけないことがあるかも知れないので、もしルール違反などをしたときは、その場でしっかりと注意をしましょう。
7.素直になる
看護師の仕事は人と人の接する仕事ですので、何かをもらったり褒められたりしたら、素直に「ありがとう」と言いましょう。
また、素敵な花を見たとき「素敵な花ですね、早く治るといいですね」など、素直な気持ちになって相手に自分の思いを伝えます。
相手も素直な心を持った人に心を許して、表面上でなく心の底から話をしてくれます。そして、患者さんと看護師との信頼関係が築かれ、治療もスムースに進みます。
最後に
話をすると言う事は最大のコミュニケーションになります。
患者さん、同僚、看護婦長、看護助手などの病院スタッフ、医師、そのような人たちとしっかりと普段から話などをしてコミュニケーションを取っていると、仕事もスムースに進みます。
相手の機嫌を損なわないように話をして、豊富な話題を持って様々な話をして、色んな人とコミュニケーションを取れるといいですよね。
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