知人などで話をいている中で「奥さんはどんな仕事をしているの？」と聞かれて「看護師だよ」と答えると、「え～、すごい！看護師だったら優しいし何でも気が付いて良い奥さんじゃない～」と言われることがあります。
やっぱり看護師ってそんなイメージがあるんだなぁって思ってしまいます。しかし実際、看護師をしている全ての奥さんは何でも出来て優しくて良く気が付く人ばかりなのでしょうか？？
十数年看護師として働いている看護師の嫁さんの本音をご紹介致します。
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給料はたくさん貰っているのじゃないの？
私の嫁さんは子供が出来てから今まで正社員として勤めていた総合病院を退職して、現在は近くの個人病院でパートとして働いています。
独身時代の時に働いていた総合病院では、夜勤も入っていたので同じ歳のOLさんよりかは、給料は少し良かったと聞いています。
でも、それは夜勤に入っていて夜勤手当を多くもらっていたから。もし、夜勤に入っていなくて日勤だけだったら病院の給与体制で変わってきますが、へたすると同じ歳のOLさんより少ない給料かも知れません。
ちなみにパートで働いている個人病院は、看護助手さんや受付の人より多くの時給を頂いています。
結婚をして子供が生まれたら、無理してフルタイムの正社員として働くより、パートとして働く方が身体も楽だし時間にも余裕が出来るので、そちらの方がいいかも知れませんね。
３７℃位の熱が出たら仕事を休めるの？
看護師の仕事は人の命に関わるし、とにかくテキパキと動いて効率良く仕事をこなさないといけない仕事です。
仕事としては責任や体力も使うし精神的にも肉体的も使うので、非常に厳しい職場なので、慢性的な人手不足の病院が多いのが現実です。
一人の看護師が体調不良などで休んでしまうと、その休んだ人の負担が周りの看護師の肩にのしかかってくるので、さらに仕事量が増えてしまいます。
ですので、嫁曰く「３７℃ぐらいの熱は風邪じゃない！、そんな”微熱”は気合で治せ！」と先輩看護師に言われているそうです。
OLさんだったら、一日休んでも重要な仕事は周りの人がある程度カバーしてくれますが、看護師の仕事はどんな小さな穴でもあけることは許されません。
「少し体がだるなぁ」って言う程度は病気じゃない！と言うのが看護師のモットーです。
看病は完璧でしょう！
先日、私が体調を崩し熱を計ったら３９℃近くあり、３日ほど寝込んでいました。最初は「大丈夫」と気を使ってくれて、食事もおかゆを作ってくれていました。
でも・・・２日目は「大丈夫」と言う言葉が消え、出してくれた食事は部屋から下げに来ず・・。３日目になると「まだ、寝てるの！！早く治し！」と捨てセリフのような言葉連発・・・
まぁ、言うことを聞かない小学生の子供２人の面倒を見て更に旦那も面倒も見ないといけないので、仕方ないかなぁって思いますね。
これは、病院へ行って検査をしてインフルエンザでもなく、ただの風邪の場合です。
それにしても、もう少し病人の旦那を大事に扱ってくれないかなぁって言うのが本音です（苦笑）
看護師は医師との結婚が多いのでしょう？
ズバリお答えすると、看護師と医師との結婚ありますが、非常にまれなケースです。
嫁は十数年看護師として働いていますが、勤めていた病院で看護師と医師とが結婚したケースはないそうです。
もちろん、風の噂で「○○さんが△△先生と結婚したらしい」と言うことを聞いたことがあるそうですが、そんな浮いた話は２、３度ぐらい聞いたぐらいだそうですね。
医師が結婚するケースは、医大生の時から付き合っている人とか様々人脈から医師の娘さんとか、とにかく独身で結婚適齢期の先生は女性の姿がどこかにあると考えていいでしょう。
結婚は「縁」なので、タイミングが良ければ看護師と医師との結婚は夢ではありません。ただ、医師との結婚を憧れて、看護師になろうと考えている人は少し考え方を変えた方が良いかも知れませんね。
独身看護師は、いっぱい貯金があるのでは？
独身で夜勤も入ってバリバリ働いている看護師の人は、それなりの報酬を頂いているはずです。そういう人には、よく病院にマンションを買いませんか？このような投資がありますよ？など、独身の看護師をターゲットとした勧誘がくるそうです。
嫁が勤めていた病院にもよく保険などを勧誘する人が訪れて、実際に独身でマンションを購入した人がいたそうです。
人にもよりますが、マンションを買ったり、洋服やブランド物を買ったりと報酬に応じて出費をする人がいるし、仕事一筋であまりお金を使うこともしなくて、たくさん貯金をしている人もいます。
たくさんの報酬の中から出費もそれなりにしている人、いっぱい貯めている人など人それぞれです。
いつも笑顔で接してくれるの看護師は家でもそうなの？
病院では病気を治しに来るので、精神的に少し不安になっています。ですので、患者さんに話しかけるときはその不安を大きくしないように笑顔で対応して、出来る限り患者さんを不安にさせないようしています。
やっぱり、病院の仕事で嫌ことも笑顔で対応してなくてはならないし、看護師も人間なのでストレスも溜まってくるのです。
ストレスを溜め込んで家に帰って来て、家でも旦那や子供に満面の笑みで対応する人は非常に少ないのではないでしょうか。
嫁さんは家に帰ってくると、顔の表情が遠くを見つめているような表情になっていています。疲れて帰ってきた嫁さんを、逆に笑顔で迎えて多少なりとも元気になれるようにしていますね。
最後に
いつも笑顔で接してくれる白衣の天使と言われる看護師さんも、一歩病院から出ると普通の女性の人に戻ります。
プライベートでも完璧にいろんな物事を片づける人はそういないのではないでしょうか。理想と現実、そのギャップを看護師の仕事を理解して上手く付き合っていきたいのものですね。
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