看護師の仕事は医師の指示のもと患者さんをケアしたり、患者さんのお世話をする事です。患者さんは怪我や病気で病院に足を運んでくるので、精神的にも少し弱いところがあります。
そんな、患者さんと上手くコミュニケーションを取り、怪我や病気をサポートすることで看護師に対して安心感や安堵感が生まれ、精神的に安定し信頼感が出てきます。
そうすると、病院側から信頼されますし、患者さんからも頼られるようになり自分の評価にもつながってくるのです。
現役看護師の嫁さんが実際に看護師業務を通じて、患者さんと上手にコミュニケーションを取る3つのコツをご紹介します。
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結論から話をして次に理由を
なぜ、このような点滴が必要なのか?、なぜ、血圧を測るのか等、まず先に結論から患者さんに治療方法を言ってあげましょう。
その後に、理由を言ってあげるようにしましょう。
先に理由を言ってしまうと、話が長くなってしまったり患者さんを不安させたりする原因にもなってしまうのです。
また、患者さんもあれこれと考えてしまい、頭の中が混乱してしまう恐れがあるのです。とにかく、先に結論を言ってしまいましょう。
そのあとでじっくりと説明してあげるのです。例えば、「採血をします。この採血は○○さんの血糖値を知るためです。」と言う感じです。
先に結論を言ってその後に理由を言ってあげると、分かりやすく患者さんに伝わります。
患者の目を見て話す
注射とか点滴をするとき、患者さんの顔を見ずに自分の動かしている手だけを見て話しかけていると、患者さんは不安になってしまいがちです。
相手の目を見ずに話していると「この人は自分の話をしっかりと聞いてくれているのだろうか??」と思ってしまうものです。
例えば、自分が一生懸命話しかけているのに、旦那や子供がスマホをいじりながら、話しかけている自分の方を見ずに話しをすると「ちゃんと聞いているの!?」と思ってしまうでしょう。
何か作業をしながら話を聞くのは仕方ないとしても、点滴や注射の用意をしながらもちょくちょくと患者さんの目を見てあげると「私の話をちゃんと聞いてくれている」と思います。
もし、逆に患者さんが目を合わしてくれないときは、患者さんと同じ目線でしっかりと患者さんの顔を見て、やさしく「何か不安なことや分からないことがあったら聞いてね」と声をかけてあげましょう。
そうすると、自然と看護師を信頼をしてもらえるようになってきます。
患者の話を聞いてから話しかける
患者さんが何か話しかけようとしているのに、忙しいから等と言う理由で一方的に自分の意見だけを言って治療を行うのはやめておきましょう。
看護師に話しかけると言う事は、何か不安な点や疑問点などがあるので、まずは患者さんの話を聞いてあげて下さい。
そうるすると、安心もするし精神的にリラックスして治療を受けることができるのです。また、患者さんが言っていることに対して、同意し親身になって対応しましょう。
例えば「気分も良く天気が良かったから、いつも以上に歩いたら膝が少し痛いの」と言って来たら「そうなんですか、じゃあね次ね、毎日に歩く時間を決めましょうね」などと言ってあげましょう。
最後に
看護師と患者との間には信頼関係がとても大事になってきます。
病院に来ると言う事は、怪我や病気でくるので精神的にも不安になってきます。なので、一番患者と接点がある看護師は、患者にとって頼りにしているのです。
- しっかりと患者の話を聞いてあげる
- 話をするときは患者の目を見て話す
- 結論から先に話をしてから理由を話す
この3つの事を実践していくと、上手に患者と看護師のと間でコミュニケーションが取れて、信頼される看護師に成長していきます。
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